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イベントサンプル集
今回のイベントプログラムではアプレットの背景色をすべて白に設定しています。
それはjavaのバージョンやブラウザの環境によりデフォルトではグレーになったり白になったりしますので
ここでは、すべて白に統一させています。
もし他の色を指定したい場合は
setBackground(new Color(0, 0, 0));の数字を0〜255の間で指定してやることでいろいろな色に変更できます。ボタンをクリックしたら文字列を表示させる
今回のイベントの概要
コンポーネントにボタンとラベルを作成して、ボタンをクリックしたらラベルに文字列を表示させます。今回使用するイベントリスナーはActionListenerです。
addActionListenerでイベントを受け取れるよう登録します。またActionListenerではイベント処理メソッドを必ずactionPerformedメソッドをオーバーライドしなければいけません。
では、サンプルプログラムで確認していきます。
サンプルプログラム(EventSample32.java)
//java.appletパッケージをimport宣言 //java.awtパッケージもimport宣言 //java.awt.eventパッケージもimport宣言 import java.applet.*; import java.awt.*; import java.awt.event.*; public class EventSample32 extends Applet implements ActionListener{ //ボタンとラベルの作成 Button bu = new Button("クリックしてください"); Label la = new Label(); public void init(){ //アプレットの背景色を指定 setBackground(new Color(255, 255, 255)); //レイアウトの指定 setLayout(null); add(bu); add(la); //ボタンとラベルの位置を指定 bu.setBounds(20,10,150,20); la.setBounds(20,40,200,20); //ボタンにActionListenerを登録します。 bu.addActionListener(this); } //イベント処理メソッドをオーバーライドします。 public void actionPerformed(ActionEvent e){ if(e.getSource() == bu){ la.setText("ようこそ!はじめてのJava入門"); } } }
プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。
HTMLの作成(EventSample32.html)
<html>
<head>
<title>イベント</title>
</head>
<body>
<h1>ボタンをクリックしてください</h1>
<applet code="EventSample32.class" width="250" height="150"></applet>
</body>
</html>
プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。
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解説
今回はボタンをクリックしたらラベルに文字列を表示させる
イベント処理をおこないますのでActionListenerを実装します。
今回使用するボタンとラベルを作成しています。
public void init()メソッド内ではまずボタンとラベルの位置を設定しています。ボタンがイベントをおこなえる様に登録をしています。
それが
bu.addActionListener(this);です。
イベント処理を記述するイベント処理メソッドをオーバーライドしています。
今回ActionListenerを実装しているのでオーバーライドするメソッドは
actionPerformedメソッドだけです。
actionPerformedメソッド内の記述ですがそこに実際イベントの処理内容を記述します。
if文を使い条件分岐を行っています。
getSource()メソッドですが、イベントを生成したオブジェクトを返します。
if(e.getSource() == bu){ }でボタン bu が押されたらif文の中の処理をしなさいという意味になります。
if文内の処理ですがsetText() はLabelクラスのメソッドで
このラベルのテキストを、指定されたテキストに設定します。
ボタンが押されたらラベルの文字列をようこそ!はじめてのJava入門に変更しなさいという意味になります。
実際にイベントの処理を確認しましょう
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