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アプレットの動作
今まで作成していたJavaアプリケーションは必ず最初にmain()メソッドを実行していました。
しかし、最初に述べたようにJavaアプレットにはmain()メソッドはありません。
しかしアプレットには重要なメソッドが4つ存在します。
init()メソッド、start()メソッド、stop()メソッド、destroy()メソッドです。
アプレットプログラムではこの4つのメソッドが実行されるタイミングが決まっています。
ここでは、このタイミングを説明します。
メソッド |
タイミング |
init() | 最初に一回だけ実行されるメソッド |
start() | init()の後アプレットが画面に表示されたとき。 |
stop() | アプレットが画面から見えなくなったとき。 |
destroy() | アプレットが消滅するとき。 |
アプレットをおこなうときはこれらの4つのメソッドをオーバーライトします。
たとえばアプレットを起動したときに最初に実行させたい処理をおこないたいときにはinit()を定義します。
しかし特に何も処理をさせないときはそれらのメソッドは定義する必要がありません。
サンプルプログラム(AppletSample31.java)
//java.appletパッケージをimport宣言 //Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言
import java.applet.*; import java.awt.*; //Appletクラスを継承 public class AppletSample31 extends Applet{ public void init() { System.out.println("init()が実行されています。"); } public void start() { System.out.println("start()が実行されています。"); } public void stop() { System.out.println("stop()が実行されています。"); } public void destroy() { System.out.println("destroy()が実行されています。"); } public void paint(Graphics g){ g.drawString("はじめてのJava入門",10,50);
} }
プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。
HTMLの作成(AppletSample31.html)
<html> <head> <title>アプレット31</title> </head> <body>
<h1>アプレットの動作く</h1> <applet code="AppletSample31.class" width="250" height="120"></applet> </body> </html>
プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。
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今回はアプレットピューアのほかにコマドプロンプトも見てみましょう。
まず、最初に必ずアプレットの起動の時にはinit()メソッドが呼び出されます。
init()が呼び出された後画面に表示されればstart()メソッドが呼び出されます。
では、今度はアプレットが画面から見えなくなったらどうでしょうか? アプレットピューアの最小化ボタンを押してください!
アプレットが最小化され画面から見えなくなったらstop()メソッドが呼び出されました。
ためしにもう一度最小化されたアプレットを呼び出して画面に表示させたいと思います。
また、start()メソッドが呼び出されました。
では、最後に完全にアプレットを終了したいと思います。
アプレットピューアの X を押して終了させてみてください。
今度はstop()メソッドのほかにアプレットが消滅したときに呼び出されるdestroy()メソッドが呼び出されました。
少しはわかりましたか?
アプレットを勉強していく上で重要なことですのでこのことを頭に入れてからアプレットを勉強していきたいと思います。 ページのトップへ戻る