線を描く(drawLine(int x1,int y1, int x2,int y2))

線を描くにはgraphicsクラスのdrawLineメソッドを使います。

ここで注目してほしいのはdrawLineメソッドの引数です。

引数には

drawLine(int x1,int y1,int x2,int y2)

とあります。この引数がアプレットに描く時の座標を表しています。

つまり以下のように書き換えられます。

drawLine(始点X座標,始点Y座標,終点X座標,終点Y座標)

になります。

では、サンプルプログラムを見ていきます。

サンプルプログラム(AppletSample5.java)

//java.appletパッケージをimport宣言
//Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言

import java.applet.*; import java.awt.*; //Appletクラスを継承 public class AppletSample5 extends Applet{ public void paint(Graphics g){ //直線を描く g.drawLine(20,20,100,100); } }

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

HTMLの作成(AppletSample5.html)

<html>
  <head>
      <title>アプレット5</title>
  </head>
   <body>

<h1>線を描く</h1> <applet code="AppletSample5.class" width="200" height="100"></applet> </body> </html>
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コンパイル後にアプレットビューアーを起動してみます。
以下のようになります。


このようになりますがここでまたdrawLineメソッドの引数についてみていきます。
引数はこのようになっています。

drawLine(20,20,100,100)

つまり以下のようになります。

上の図で少しはイメージがつかめたんじゃないでしょうか?
つまりhtmlファイル内ではアプレットのウインドウサイズを指定しています。

横幅100 高さ200です。

drawLineメソッドの引数で

始点をX軸に20Y軸に20終点をX軸に100Y軸に100

指定しています。

次はこの線の色を変えてみたいと思います。

線の色を変える

線の色を変えるにはsetColorメソッドを使います。

サンプルプログラム(AppletSample5_1.java)

//java.appletパッケージをimport宣言
//Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言

import java.applet.*; import java.awt.*; //Appletクラスを継承 public class AppletSample5_1 extends Applet{ public void paint(Graphics g){ //直線を描く g.drawLine(0,10,100,10); //色を指定してやる g.setColor(Color.red); //直線を描く g.drawLine(0,20,100,20); } }

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

HTMLの作成(AppletSample5_1.html)

<html>
  <head>
      <title>アプレット5_1</title>
  </head>
   <body>

<h1>線を描く</h1> <applet code="AppletSample5_1.class" width="200" height="100"></applet> </body> </html>

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル後にアプレットビューアーを起動してみます。
以下のようになります。

どうですか!今度は水平方向に2本の線を描きました。
2本目の線には赤(red)を指定してやりました。
必ず色を指定する場合はたとえば線だと色を変更する線の前で指定してやる必要があります。

ちなみに色はここでは最初からjava.awtパッケージのColorクラスのクラス変数で指定します。

また変数はstaticが付けられていますのでColor.redと記述するだけでいいのです。
実際に確認してみよう

サンプルアプレット

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