角丸四角形(drawRoundRect(int x,int y,int width,int height,int h,int v))

角丸四角形の枠を描くにはやはりGraphicsクラスのdrawRoundRectメソッドを使います。

ここで注目してほしいのはdrawRoundRectメソッドの引数です。

引数には

drawRoundRect(int x,int y,int width,int height,int h,int v)

とあります。この引数がアプレットに描く時の座標を表しています。

つまり以下のように書き換えられます。

drawRoundRect(左上X座標,左上Y座標,幅,高さ,角の丸みの水平半径,角の丸みの垂直半径)

になります。

塗り角丸四角形fillRoundRect(int x,int y,int width,int height,int h,int v)

塗りつぶされた角丸四角形を描くにはやはりGraphicsクラスのfillRoundRectメソッドを使います。

ここで注目してほしいのはfillRoundRectメソッドの引数です。

引数には

fillRoundRect(int x,int y,int width,int height,int h,int v)

とあります。この引数がアプレットに描く時の座標を表しています。

つまり以下のように書き換えられます。

fillRoundRect(左上X座標,左上Y座標,幅,高さ,角の丸みの水平半径,角の丸みの垂直半径)

になります。

では上記2つのメソッドを利用して実際に角丸四角を描いていきます。

サンプルプログラム(AppletSample9.java)

//java.appletパッケージをimport宣言
//Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言

import java.applet.*;
import java.awt.*;
//Appletクラスを継承


public class AppletSample9 extends Applet{


     public void paint(Graphics g){

   //角丸四角の枠をを描く
         g.drawRoundRect(10,10,100,100,20,20);


   //塗りつぶされた角丸四角を描く
         g.fillRoundRect(130,10,100,100,20,20);

     }

}

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

HTMLの作成(AppletSample9.html)

<html>
  <head>
      <title>アプレット9</title>
  </head>
   <body>

    <h1>角丸四角を描く</h1>

    <applet code="AppletSample9.class" width="250" height="120"></applet>
  </body>
</html>

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル後にアプレットビューアーを起動してみます。
以下のようになります。

このように今度は四角の角が丸くなっているのがわかります。
下の図を参照してください。

角丸四角を拡大してみました。
drawRoundRect(int x,int y,int width,int height,int h,int v)の引数の関係はこのようになります。
少しはイメージがつかめたと思います。

では、もうひとつ色を設定して作成したいと思います。

サンプルプログラム(AppletSample9_1.java)

//java.appletパッケージをimport宣言
//Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言

import java.applet.*;
import java.awt.*;
//Appletクラスを継承
public class AppletSample9_1 extends Applet{
     public void paint(Graphics g){
   //角丸四角の枠をを描く
        g.setColor(Color.blue);
        g.drawRoundRect(10,10,100,100,20,20);


   //塗りつぶされた角丸四角を描く
        g.setColor(Color.blue);
         g.fillRoundRect(130,10,100,100,20,20);

     }

}

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

HTMLの作成(AppletSample9_1.html)

<html>
  <head>
      <title>アプレット9_1</title>
  </head>
   <body>

    <h1>角丸四角を描く</h1>

    <applet code="AppletSample9_1.class" width="250" height="120"></applet>

  </body>

</html>

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル後にアプレットビューアーを起動してみます。
以下のようになります。

色を指定する場合はsetColorメソッドを使います。

引数にはここではColorクラスの変数を使っています。
この変数はstaticで定義されているのでColor.blueで使用できます。

実際に確認してみよう
サンプルアプレット
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