四角を描く(drawRect(int x,int y,int width,int height))

四角形の枠を描くにはやはりGraphicsクラスのdrawRectメソッドを使います。

ここで注目してほしいのはdrawRectメソッドの引数です。

引数には

drawRect(int x,int y,int width,int height)

とあります。この引数がアプレットに描く時の座標を表しています。

つまり以下のように書き換えられます。

drawRect(左上X座標,左上Y座標,幅,高さ)

になります。

塗りつぶされた四角形を描く(fillRect(int x,int y,int width,int height))

塗りつぶされた四角形を描くにはやはりGraphicsクラスのfillRectメソッドを使います。

ここで注目してほしいのはfillRectメソッドの引数です。

引数には

fillRect(int x,int y,int width,int height)

とあります。この引数がアプレットに描く時の座標を表しています。

つまり以下のように書き換えられます。

fillRect(左上X座標,左上Y座標,幅,高さ)

になります。

では上記2つのメソッドを利用して実際に四角を描いていきます。

サンプルプログラム(AppletSample7.java)

//java.appletパッケージをimport宣言
//Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言

import java.applet.*;
import java.awt.*;
//Appletクラスを継承
public class AppletSample7 extends Applet{
     public void paint(Graphics g){

   //四角の枠を描く
         g.drawRect(10,10,100,100);

   //塗りつぶされた四角を描く
         g.fillRect(130,10,100,100);

     }

}

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

HTMLの作成(AppletSample7.html)

<html>
  <head>

      <title>アプレット7</title>
  </head>

   <body>
    <h1>四角を描く</h1>

    <applet code="AppletSample7.class" width="250" height="120"></applet>
  </body>

</html>
プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル後にアプレットビューアーを起動してみます。
以下のようになります。


このようになります。

引数の左上X座標、左上Y座標とはそれぞれの
四角の左上の角の座標になり幅、高さは四角のサイズになります。

もうひとつ今度はこの四角に色を指定してみます。

サンプルプログラム(AppletSample7_1.java)

//java.appletパッケージをimport宣言
//Graphicsクラスはawtパッケージに属しているのでawtパッケージもimport宣言

import java.applet.*;
import java.awt.*;
//Appletクラスを継承
public class AppletSample7_1 extends Applet{
     public void paint(Graphics g){

   //四角の枠をを描く
         g.setColor(Color.yellow);
         g.drawRect(10,10,100,100);


   //塗りつぶされた四角を描く
         g.setColor(Color.yellow);
         g.fillRect(130,10,100,100);

     }

}

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

HTMLの作成(AppletSample7_1.html)

<html>
  <head>
      <title>アプレット7_1</title>
  </head>
   <body>
   <h1>四角を描く</h1>
    <applet code="AppletSample7_1.class" width="250" height="120"></applet>

  </body>

</html>
プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル後にアプレットビューアーを起動してみます。
以下のようになります。

色を指定する場合はsetColorメソッドを使います。

引数にはここではColorクラスの変数を使っています。
この変数はstaticで定義されているのでColor.yellowで使用できます。

実際に確認してみよう
サンプルアプレット
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