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複合演算子
代入演算子 変数などに値を代入する 複合代入演算子 算術演算子と代入演算子の複合代入演算子は、変数にデータを格納するための演算子です。
必ず、左側には変数もしくは定数を指定しなければいけません。
たとえば、int型の x に 20というデータを代入するときは x = 20; のようになります。
それに比べて、複合演算子は、処理としては代入演算子と算術演算子の
同時に行ないたいときに使われます。
つまり、足し算と代入をまとめて行ないたいときなどに複合代入演算子を使います
そのときに使う演算子は +=です
複合代入演算子の使い方
x += 20; のように書きます これは、x の値と 20 を足してから 結果を x に代入することになります。でも、余りピンとこないですよね!では、わかりやすく書き換えると
x += 20; ⇔ x = x + 20;
と同じ意味になります。複合代入演算子を使うときに注意しなければいけないことは
+= を + = のように書かないようしてください。
+と=の間にはスペースを入れてはいけません
では、ここで代表的な複合代入演算子を紹介します
複合代入演算子
演算子 |
使用例 |
意味 |
算術演算子での記述 |
+= |
x += y |
xにyを加えた値をxに代入する |
x = x + y |
-= |
x -= y |
xからyを引いた値をxに代入する |
x = x - y |
*= |
x *= y |
xにyを掛けた値にxに代入する |
x = x * y |
/= |
x /= y |
xからyを割った値にxに代入する |
x = x / y |
%= |
x %= y |
xをyで割った余りをxに代入する |
x = x % y |
サンプルプログラム(Sample14.java)
class Sample14{ public static void main(String args[]){
int a = 10, b = 7;
a = a + b; System.out.println("a = a + b :" + "a の値は" + a);
int c = 12,d = 4;
c = c - d; System.out.println("c = c + d :" + "c の値は" + c); int e = 4,f = 6; e = e * f;
System.out.println("e = e + f :" + "e の値は" + e); int g = 16,h = 5; g = g / h; System.out.println("g = g + h :" + "g の値は" + g); int i =13,j = 6; i = i % j; System.out.println("i = i % j :" + "i の値は" + i); } }
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Sample14.javaは算術演算子で書かれたプログラムです。
これを、今度は複合代入演算子で記述したいと思います 。
サンプルプログラム(Sample14_1.java)
class Sample14_1{ public static void main(String args[]){
int a = 10, b = 7;
a += b; System.out.println("a += b :" + "a の値は" + a);
int c = 12,d = 4;
c -= d; System.out.println("c -= d :" + "c の値は" + c); int e = 4,f = 6; e *= f; System.out.println("e *= f :" + "e の値は" + e); int g = 16,h = 5; g /= h; System.out.println("g /= h :" + "g の値は" + g); int i =13,j = 6; i %= j; System.out.println("i %= j :" + "i の値は" + i); } }
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実行結果でもわかるように、Sample14.javaとSample14_1.javaの実行結果が
同じになることがわかります