関係演算子

関係演算子とは、左右のオペランド値のデータを比較するときに使います。
比較評価が正しければtrue(真)を間違っている場合はfalse(偽)を結果として
返されます。

この関係演算子は主にこの後出てくる分岐構文や、制御文などで使われます。

主な関係演算子は次のようなものがあります
演算子
使用例
意味
評価
<
x<y
x は yより小さい
x<yならtrue
>
x>y
xは yより大きい
x>yならtrue
<=
x<=y
xはyより小さいか等しい
x<=yならtrue
>=
x>=y
xはyより大きいか等しい
x>=yならtrue
==
x==y
xとyは等しい
x==yならtrue
!=
x!=y
xとyは等しくない
x!=yならtrue

ここで、気をつけなければいけないのは,等しいかどうか判定するときは、 必ず==です。
プログラムの世界では、= は 代入の意味にあります。
あくまでも = を 2つ記述することを覚えてください。

では関係演算子を使ったプログラムを見ていきます。

サンプルプログラム(Sample17.java)

class  Sample17{
    public static void main(String args[]){
   int x = 10,y = 9,z = 10;
System.out.println("評価がtrueとなるケース");
 System.out.println("x > y: " + (x > y));
 System.out.println("y < z: " + (y < z));
 System.out.println("x <=z: " + (x <=z));
 System.out.println("y <=z: " + (y <=z));
 System.out.println("x >=y: " + (x >=y));
 System.out.println("x ==z: " + (x ==z));
 System.out.println("x !=y: " + (x !=y));
 System.out.println("-------------------------");
 System.out.println("評価がfalseとなるケース");
 System.out.println("y > z: " + (y > z));
 System.out.println("x < y: " + (x < y));
 System.out.println("x <=y: " + (x <=y));
 System.out.println("y >=z: " + (y >=z));
 System.out.println("x ==y: " + (z ==y)); 
 System.out.println("x !=z: " + (x !=z));
   
    }

}

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル・実行してみます。

どうですか?
すべての関係演算子を使ったプログラムを作りましたけど、少し頭が混乱したんじゃないですか?
でも使い方は簡単です。
もう一度ゆっくりプログラムを見比べるとすぐ理解できると思います。

どういうケースの時にtureが返されるか、またfalseが返されるか覚えてください。

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