分岐構文 if else文

絶対と言っていいほどプログラムでは、このif else文は出てきます。
ifとはもしという意味合いになります。

たとえばもし(  )内の条件が正しければ次のif文内の処理をしなさい。
条件が正しくなければelse文内の処理をしなさい。

ということになります。

if elseの記述の仕方


   if(条件){
条件がtrueのときの処理 }else{ 条件がfalseのときの処理 }

まず、またプログラム未経験の方は聞きなれないものが出てきました。
trueとfalseですね。
真偽値の値として使われます。

つまりtrueは「真」「正しい」「OK」等肯定的な意味を持つものとして使用されます。
falseは「偽」「誤り」「BAD」等否定的な意味を持つものとして使用されます。

通常はif文の( )の中の条件には関係演算子を使います。
if文の真偽値がtrueになるときにif文の中の {    }の処理が行われます。
falseになるときはelse文の{     }の処理を行われます。
ちなみに{   }記号のことをブロック記号といいます
実際にif else を使った簡単なプログラムを作りたいと思います

サンプルプログラム(Sample26.java)

class  Sample26{
    public static void main(String args[]){
  int x = 15;
  if(x >= 10){
    System.out.println("x の値は10以上です");
  }else{
    System.out.println("x の値は10以下です");

}
    }

}

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サンプルプログラム(Sample26_1.java)

class  Sample26_1{
    public static void main(String args[]){
  int x = 5;
   if(x >= 10){
    System.out.println("x の値は10以上です");
   }else{
    System.out.println("x の値は10以下です");

}
    }

}
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上記2つのプログラムをコンパイル・実行すると以下のようになります

実行結果は以下のようになります。
xの値をif文の中の(   )の中の関係演算子 で評価がtrueになればif文の中の処理を
評価がfalseになればelse文の処理をしています。

なお、ブロック内の文が1つの場合はブロック記号{   }は省略することができます
したがって、Sample26のプログラムをこのように書き換えることもできます。

Sample26_2.java

class  Sample26_2{
    public static void main(String args[]){
  int x = 15;
    if(x >= 10)
    System.out.println("x の値は10以上です");
    else
    System.out.println("x の値は10以下です");

    }

}
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実行結果はSample26.javaと同じになります。
でも、プログラムを読みやすくする上ではやはり、ブロック記号は記述したほうがいいですね。
ちなみに文が2つ以上ある場合は必ずブロック記号を記述しなければエラーになります。

Sample26_3.java

class  Sample26_3{
    public static void main(String args[]){
int x = 15; if(x >= 10) System.out.println("x の値は10以上です"); System.out.println("ブロック記号がありません"); else System.out.println("x の値は10以下です"); } }
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このようなエラーが出ます。

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