繰り返し構文 while文

while文もfor文と同じ繰り返し構文です。

while文はwhile文内の( )の条件式がtrueである間{  } ブロック記号の
中の処理を実行します。

記述方法は以下のようになります

whileの記述の仕方


   while(true){
trueの間処理が続きます } falseになったら処理を終了します。

比較的理解がしやすいと思います。
早速サンプルプログラムを見ていきます。

サンプルプログラム(Sample29.java)

class  Sample29{
    public static void main(String args[]){

 int i = 0;
while(i < 5){
System.out.println( i + "番目の処理です"); i++; } System.out.println("-------------------"); System.out.println(i + "回処理されました");
} }

プログラムをコピーする場合すべて選択をクリックしてください。

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コンパイル・実行してみます。
このような実行結果になりました。
while文の処理を解説していきます。
int i = 0です。
0 < 5 は true になります。 したがってブロック内の処理が実行されます。

0番目の処理です が出力

i++ のインクリメントにより i は 1 になります
1< 5 は true になります。 したがってブロック内の処理が実行されます。

1番目の処理です が出力

i++ のインクリメントにより i は 2 になります
2 < 5 は true になります。 したがってブロック内の処理が実行されます。

2番目の処理です が出力

i++ のインクリメントにより i は 3 になります
3< 5 は true になります。 したがってブロック内の処理が実行されます。

3番目の処理です が出力

i++ のインクリメントにより i は 4 になります
4< 5 は true になります。 したがってブロック内の処理が実行されます。

4番目の処理です が出力

i++ のインクリメントにより i は 5 になります
5< 5 は false になります。 したがってブロック内の処理が終了しました。
最初の説明でもありましたが、while文はwhile文の(   )がtrueのときに実行されます。
したがって最初からfalseの時はwhile文の中は実行されません。
以下のプログラムを見てください。

サンプルプログラム(Sample29_1.java)

class  Sample29_1{
    public static void main(String args[]){
 int i = 6;
while(i < 5){
System.out.println( i + "番目の処理です"); i++; } System.out.println("-------------------"); System.out.println("while文の処理はおこなわれません");
} }

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コンパイル・実行してみます。

このような結果になります。
これは、最初から i の値が 6 で While文の条件式 i < 5 ですでに評価がfalseとなっています。
したがって while文の中の処理は行われていません 。

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